zsh の設定をいい感じにしてくれるツール prezto を zplug で管理する方法を紹介します。
前回の記事で zsh のプラグインマネージャー zplug のインストール方法を紹介しています。こちらも併せてご確認ください。
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目次
zplug で sorin-ionescu/prezto をインストール
.zshrc に prezto を zplug で管理するコードを追記します。
export ZPLUG_HOME=/usr/local/opt/zplug
source $ZPLUG_HOME/init.zsh
zplug "sorin-ionescu/prezto"
zplug "marzocchi/zsh-notify"
if ! zplug check --verbose; then
printf 'Install? [y/N]: '
if read -q; then
echo; zplug install
fi
fi
ターミナルを再起動すると prezto をインストールするかを尋ねられます。y を選択すると、prezto のインストールが始まります。私の環境では /usr/local/opt/zplug/repos/sorin-ionescu/prezto
にインストールされました。
初期設定
次に初期設定を行います。sorin-ionescu/prezto #installation の手順に従い、設定ファイルをシンボリックリンクで配置します。
対象のファイルは以下のコマンドで確認できます。
for rcfile in /usr/local/opt/zplug/repos/sorin-ionescu/prezto/runcoms/^README.md(.N); do
echo $rcfile
done
実行結果です。
/usr/local/opt/zplug/repos/sorin-ionescu/prezto/runcoms/zlogin
/usr/local/opt/zplug/repos/sorin-ionescu/prezto/runcoms/zlogout
/usr/local/opt/zplug/repos/sorin-ionescu/prezto/runcoms/zpreztorc
/usr/local/opt/zplug/repos/sorin-ionescu/prezto/runcoms/zprofile
/usr/local/opt/zplug/repos/sorin-ionescu/prezto/runcoms/zshenv
/usr/local/opt/zplug/repos/sorin-ionescu/prezto/runcoms/zshrc
今回は .zshrc がすでに存在していて途中でコマンドが失敗するので、先に .zshrc をどこかに移動させておきます。
$ mv ~/.zshrc /tmp
prezto のインストール先が変わっているので、以下のコマンドに書き換えて実行します。
setopt EXTENDED_GLOB
for rcfile in /usr/local/opt/zplug/repos/sorin-ionescu/prezto/runcoms/^README.md(.N); do
ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}"
done
.zhrc を戻します。
$ mv /tmp/.zshrc ~/
ターミナルを再起動すると、prezto が有効になります。
プラグインの更新
プラグインに更新があった場合は以下のコマンドで更新できます。
$ zplug update
[zplug] Start to update 2 plugins in parallel
✔ Up-to-date marzocchi/zsh-notify
✔ Updated! sorin-ionescu/prezto
[zplug] Elapsed time: 34.1775 sec.
==> Updating finished successfully!