Linux(CentOS) のシステムフォントを Ricty にして PhpStorm を使うと、メニューや設定ウィンドウのフォントが汚くて見づらいです。フォントは綺麗なほうがテンションが上がるので、綺麗にする方法を調べてみました。
目次
JVM 起動オプションでアンチエイリアスを設定する
phpstorm64.vmoptions にアンチエイリアスの設定を追加します。phpstorm.vmoptions は、PHPStorm の bin ディレクトリにあります。32bit 環境の場合は 64 がついていない phpstorm.vmoptions を修正します。
$ vi <PhpStorm installation folder>/bin/phpstorm64.vmoptions
-Xms128m
-Xmx800m
-XX:MaxPermSize=350m
-XX:ReservedCodeCacheSize=64m
-XX:+UseCodeCacheFlushing
-XX:+UseCompressedOops
↓追加
-Dawt.useSystemAAFontSettings=lcd
↑追加
PhpStorm を再起動すると設定が有効になります。
設定前と設定後の比較
設定前
設定後
画像だと分かりづらいかもしれませんが、実際に設定ウィンドウに並んだ文字を見ると綺麗になったことが実感出来ます。Dawt.useSystemAAFontSettings の値は他にも、on, gasp などの値が設定できるようですが、lcd が一番綺麗に表示できているように見えたのでこの設定にしています。
終わりに
フォントは大事です。疲れにくい、見やすいフォントで気持よくコーディングしましょう。